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チャオ!シッチ!元気かい? 

やぁシッチ、もう旅立った頃かな?
賑やかが好きなキミの事だから、見送りも盛大に行われたんだろうね。
ミンナの見送りの声は聞こえたかい?
そっちは寒いのかな?暑いのかな?居心地はどうなんだい?
そっちのホンダ部のミンナには会えたかい?

落ち着いたら、連絡してくれよ。
オイラは当分、そっちには行けそうにないんだ。
そっちには行った時に迷わない様に教えてくれよ。
待ってるよ。














「マルコ・シモンチェリ」と言うライダーを知ったのは、彼がMotoGPに来てからでしたが、
非常に印象に残るライディングスタイルでした。
四輪で言う典型的な“やらかし系”の子だな・・・と。

いつしか、シモンチェリばかりを追う様になってきていた自分。
某江頭二時五十分の名言

「1クールのレギュラーよりも1本の伝説」


的な走りに狂酔してしまっていた。
こんな子がきっちり走りきる様になると、ハッキリ言って無敵だもんね。
ようやく、表彰台の片隅に乗れるようになってきた。
もうすぐその中央に、そして世界の頂点に・・・・・・。

その矢先でしたね。




鈴鹿で世界一バカなレース観て、良い気分で居る所にこの報せはきつかったよ。
その前週も、レースとは無縁の地でノンビリ気分の時にあの報せ・・・。


今までに無い精神状態だよ。




残念だし、悔しいし、寂しい。
もうその言葉しか出て来ないよ。






あの鳥ノ巣頭も、めっとからはみ出す鳥ノ巣も、鼻のテープも、
なんかポ~ッとした顔も、
そして見た目からは想像も付かない走りももう見られないんだね。



それでも、サヨナラは言わないよ。


今まで楽しませてくれたんだから、



「ありがとう、シモンチェリ!!」
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[ 2011/10/29 08:03 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)

レースだから・・・ 

2011インディカーワールドシリーズ最終戦で、ダン・ウェルドンが
アクシデントに巻き込まれ還らぬ人となった。



レースにはクラッシュは付き物、ギリギリの攻防を繰り広げ、
その均衡が崩れた時アクシデントが発生する。
それは仕方の無い事なんだ。
最悪、取り返しの付かない事になったりもする。



だからって、レースは危険と言うレッテルを簡単に貼ってしまってはいけない。
それは、ハサミでてを切った・・・じゃハサミを使うなって事と同じ。
彼等は別に暴走族の延長では無いし、ただ車を速く、誰よりも速く走らせるのが
好きなだけなんだよね。
充分にそのリスクを承知の上で走っている。
命を掛けて走っているんだよね。


いや、別に「だから死んでもしようがない」と言ってる訳じゃ無い。



「五体満足に引退出来る事が嬉しい」



と、かつて活躍していたドライバーが引退時の一声。
誰もそこで死んでも良いなんて思ってないんだよ。
帰って来る事を前提に走っている。

サーキットや車体の安全性も飛躍的に向上した。
だけど、「安全」に「絶対」は無い。
事故は起こり得るんです。
在ってはいけないけど、あり得るんです。

長く見ていると、何度か見たくは無い物を見てしまいます。
でも、それを受け止めて、受け入れていかないと、先へ進めないんです。
それが出来ないなら、レースなんて金輪際見ない方が良い。



オイラは今でも、鈴鹿1コーナーのフェンスの支柱がくの字に曲がっている光景を忘れる事が出来ません。
思い出すだけで心拍数が上がります。
あの事故も酷いものでした。
それでも、未だにレースを追い掛ける事は止められない。



だって、レース好きだもん。
サーキットが好きだもん。













ダニエル・ウェルドン、どうか安らかに。
[ 2011/10/19 21:18 ] ジムの独り言 | TB(0) | CM(2)