フェラーリの地元、イタリアはモンツァでフェラーリが勝つ。
この光景は何度見ても圧巻ですね。
フランスでルノーが勝ったって、
ドイツでメルセデスが勝ったって、
鈴鹿でホンダが勝ったって、
こんな光景は見られません。
フェラーリはイタリアの誇り。
ティフォシ達の誇り。
もっと極端に言えば、
「オラが村の誇り」みたいなものでしょうか(笑)
そして、レースの方は・・・・・・・・・・・・・
アロンソの巧さが光ったレースでしたね。
スタートこそバトンに先行されたものの(失敗では無いだろうけど)
ピッタリと後ろに付いてマークする。
その後ろに付いていたマッサも、一時はアロンソを追いたてるかの様な走りでしたが、
集中力が続かないのか、チョコチョコとミスが出てイマイチ精彩を欠く走りに・・・。
前のアロンソはミスなくバトンを捉え続ける。
バトンはエンジンパワーとFダクトの恩恵で何とか逃げ切っている・・・。
「タイヤの使い方が巧い」バトンの方が先にタイヤがやられた様に見えた。
そして、勝負のピットストップ。
「あ、バトン先なの?」と思ってしまったけどねぇ・・・。
先に入って相手のピットにプレッシャー掛けようとおもったのでしょうか?
それとも「もうダメだ!タイヤが~」とか言った風だったんでしょうか?
アロンソがラッシュ掛けた(はず)分と、ピット静止時間がマクラーレンより短かった分
首一つアロンソが前に!シケインでは並びかけるもギリギリの攻防でアロンソが勝つ。
バトンは良く飛び出さなかったもんだ。
それにしても、
ピットアウト直後の車のタイヤと、1周してきた車のタイヤのグリップの差ってあんなものなの?
前から言ってるけど、バトンはタイヤを使うのは巧いけど、温めるのは下手だよね?
もう少し頑張れたんじゃないの?
これで勝負有り・・・でしたね。
後はどう言う訳かバトンが付いて行けず・・・・・・。
もしかしたら、アロンソはバトンの後ろで三味線弾いてたんかね?
アロンソが現役“最強”のドライバーと言われる由縁がこう言う所に有るんだな。
バトンやマッサはまだまだ二流だな・・・と。
(尤も、スパでのクラッシュは頂けませんが)
そして、現役“最速”であろうヴェッテル。
スイッチが入った時の速さはライコネン以上かもね。
競り合いに弱い・・・と言うか経験不足が出る彼ですが、
車がトラブルを抱えた時でも何とかしてしまう力量は持っています。
今回も、エンジン?のトラブルでペースダウンも有りましたが、終わってみれば4位。
最後の周でのタイヤ交換と言う離れ業も有りましたが、たいしたもんですね。
この子がアロンソの“強さ”を手に入れたなら、誰も手を付けられないでしょう。
そして、何とかしてしまうと言えばカムイ君ですが、流石に今回は何ともならなかったみたいで・・・。
モンツァでどう言う戦いをするのか見たかったね。
タイトル争いも佳境に入ってきました。
今の所、誰がタイトルを手にするのか見当も付きません。
何せ前戦でトップに立ったハミルトンが、今回0周リタイヤ。
こんな事が毎回起こらないとも限らない訳で・・・・。
特に次戦はシンガポールGPです。
色々曰くの有る場所だったりするからねぇ・・・・(笑)
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ヴェッテルの若気の至りが目立ったレースでしたね。
速さはピカイチだけども、レースでの強さはまだまだ半人前。
そう言う事になるでしょうか。
チャンピオンシップを見据えたなら、アソコでバトンを強引に抜きに行く必要は無かった。
若さゆえの焦り・・・・。
尤も、バトンを道連れに出来たのは幸いか?(笑)
まだまだ彼は発展途上のドライバー。
ヴェッテル君、気にする事無いよ。
300戦も走ってて、為すすべも無く真っ直ぐに突っ込んだアマチュアドライバーも居るんだから(笑)
さてさて、ラッキーだったのはハミルトンですかね。
普通ならリタイヤしても不思議ではないコースオフでしたから、
あの状況で無傷で静観出来たのはラッキーだったとしか言いようが無い。
後は今期のマクラーレンの特性で逃げ切り。
ガッガリだったのはアロンソ・・・。
良い所無しでしたね。
集中力が切れてしまったのか、らしくない内容でした。
ただ、初っ端のアクシデントからのリカバリーは流石でしたけどね。
最後にカムイ君、やるねぇ。
そして、話はそれますが・・・・・・・・・・・・・
富沢君、安らかに。
合掌。