アブダビGP、現代F1を象徴するかのような煌びやかな雰囲気でしたね。
これからのF1GPは、サーキットを走るだけ・・・・では済まなくなるのかも?
さて、コースの方は中々考えられたコースに見えました。
ティルケコースの中では一番では無いでしょうか?
コーナーのカントが微妙にフラットか外側に付いている感じがします。
言ってみれば、コーナー全てが鈴鹿の逆バンク(笑)みたいなものでしょうか。
オンボードの映像を観ていても、アクセルがすぐに開けられない様子でしたね。
路面にラバーが乗っていない・・・だけでは無いでしょうね。
予選ではマクラーレン、特にハミが異様に速かったですね。
何か掴んだか、或いは特性がハマったのか・・・。
結局、無理が祟ったのか、リアのブレーキが根を上げたようでリタイア。
久しぶりにハミの「ギュ~ッ!グリィッ!」を観た気がしますが、
(このスタイルがこのコースには良いのかも?
少なくともラバーが乗るまでは)
やはりマシンへの負担は大きかったようですね。
「#1」の意地ってのも有ったんだろね。
結果は残らなかったけども、今期一番の走りだったんじゃないでしょうか?
そして何と言ってもカムイ君ですかね。
スタートからキミをパスしてました。
テレビでも言ってましたが、これが大きかったでしょうね。
キミに蓋をされていたら、6位入賞は無かったかも知れません。
ブラジルで、某チャンピオンに文句言われましたが、
これで文句無いでしょ?とばかりにスパッと抜いてみせました。
某チャンピオン曰く
「向こうは軽いタンク、僕はピットアウト直後だったからね・・・」
と。
その割には抜かれるまで暫く抵抗してたのは誰でしょう?
結果は6位でしたが、もう少しレース中のラップを詰められていれば、
3位は無理にしても、4位くらいには上がれたかも知れません。
LTとか見て無いんで何とも言えませんが・・・。
ただ、GPウィーク中の流れは非常に良かったんじゃないでしょうか?
GP2でチャンピオンだったグロジャンとか、アイネクライネ君がボロボロな中、
たった二戦で結果を出したカムイ君、GP2では散々でした。
GP2の存在意義を問う結果でも有り・・・。
ワンメイクとは言いながらワンメイクでは無い状況、これは何とかすべきでは?
このままでは、F1に行くのに別に要らないカテゴリーですな(笑)
話を戻してカムイ君、後は予選での一発と、レース中のペースアップが課題。
(ま、大体誰でもそうですが)
来期が楽しみなドライバーでも有りますね。
なんて思ってたら、皆さんご存じの結果に・・・。
これで、メーカーの犠牲になった有能なドライバーは二人目ですね。
琢磨、そしてカムイ。
(え?カズキ?誰それ?)
せめて、カムイくらいは来期何処かに乗せられるようにしてやってほしいもんです。
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