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ホンダの「夢」は潰えたのか・・・(ホンダ馬鹿の戯言) 

「それでもF1は続いていく」





かつてこのセリフを聞いた事が有りました。


そう、セナがこの世を去った時です。
それ以来、その言葉通り今日までF1は続いています。
先日のホンダF1撤退報道の後、上のセリフが頭をよぎりました。
そう、ホンダが撤退したところで、F1はF1で有り続ける訳です。
でも、ホンダはホンダじゃ無くなってしまう事も有る訳だ。
F1を続ける為に、会社が傾いてしまっちゃ行けないんだわ。
確かに、今のホンダからはかつての「らしさ」が薄れつつあるのは事実です。
ホンダが残っていれば、いつかは「らしさ」が帰ってくるかも知れない(帰って来ないかも知れない)
いつまでも、今の体たらくを続ける位なら撤退してくれた方が良かったし。


















ただ、

それでも、悔しいよ、オイラは。




思えば、第三期と言われる今回の参戦は、初めから「?」が多いプロジェクトでした。
言動と行動が一致しなかった・・・・そんな感じ。

でも、いつかは「らしさ」を見せてくれるんだろうと信じて待ってたよ。
04年にはその兆しは見えてた(気がした)。


それだけだったね。


結局、「ホンダ」の名は有っても実際はイギリス人の会社に丸投げだった・・・・・・・。





何百億も言われるがままに垂れ流して、今やそれをタダ同然で売り捌いて
なおかつそこに居座るつもりの奴も居るしね。


ホンダ第三期のコンセプトは
「金だけ出して勝てるのか?」

だったんだろうか?


本当にホンダ(栃研)主導で今の成績だったら、オイラは何も言わない。
それがホンダのそこでの実力だったんだから。
でも、これじゃ悔しさしか、いや悔しさも残らないんじゃないか?







ホンダらしさも見せないまま去ってしまうんだね。




オイラはそれが一番悔しいよ。



市販車にも、ホンダらしさが見えなくなって久しい。
ホンダから「夢」は消えてしまったんだろうか?


The Power of Dreams

このキャッチコピー、好きでした。
でも、Powerの源は何処に行ってしまんたんだろう?

独創的な発想もなりを潜め、没個性な「こんな車が売れるでしょ?」的な車が多くなった。
大企業になったしまった今、売れセンばかり造るのは理解出来ない事じゃない。
今や仕方無いのかも知れない。

それでもね、何処かに「らしさ」を欲しいんだよ。
「馬っ鹿じゃねえの?」と言いながら顔が笑ってしまうような「らしさ」がね。

やるならトコトンやる、全体の出来では50点かも知れないけど、有る部分では100点!
みたいな車だったよね、ホンダ車って。
欠点は有るけども、それを補ってくれるポイントが必ず有ったよ。
どんな車でも、何だかワクワクするような何かが有った気がする。
すっかりそれも無くなってしまって、只の車になり果てたね。

ABSやエアバッグだって、市販車に装備したのはホンダだった。
凄いな・・・と素直に思ったよ。
でも、時代が早過ぎたのか、CMが下手だったのか(笑)世間には浸透しませんでしたね。
その後あの会社が大キャンペーンで「え?ABSまだ付いてないの?」
てな勢いで普及させましたね。
あの時も「ホントにホンダって馬鹿だねぇ、CM下手だねぇ」と言いながら
笑ってた気がするな。
他にも、どうしてこんなバカな事を・・・って事もチャレンジしてたな(笑)
結果的に失敗してても、それを糧に次に生かして行く
(って言い訳かも知れないが)
そんなスタイルが好きでした。


F1に向けていたエネルギーを、すべて次世代の市販車開発にシフトする・・・。

その言葉が本当なら、かつての「らしさ」は帰ってくるのだろうか?
息絶えたと思われる「オヤジさんイズム」はまだ生きているのだろうか?




きっとやってくれるんだろう。


ハイブリッドなんていうマヤカシの技術に浮かれないで、
本当の意味でのエコカーを世に出してくれるんでしょう。














じゃなくちゃ、意味が無いよね?
「本当は続けたかったけど・・・・・」って言葉が真意なら。








なんだかんだ言ってもさ、

「HONDAじゃなくちゃ」


なんだよ。












あ~、旨くまとまらん!!
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[ 2008/12/29 08:19 ] F1&琢磨 | TB(0) | CM(6)

連鎖では無くて、便乗では?(スバルWRC撤退) 

ホンダのF1撤退ショックが冷めやらぬ中、
F1と並ぶ四輪の世界選手権WRC(世界ラリー選手権)に参戦中だった、スズキ、スバルが
相次いで選手権からの撤退を表明した。


ま、スズキは今年の参戦当初からキナ臭い話は出てたので、それほど驚きませんでしたが、
もう一方のスバル・・・・・。
これには驚きを隠せません。

スズキに関しては昨年まで、WRCの下のクラスであるJWRCにスイフトで参戦していました。
これがめっぽう早く、そのカラーリングから「黄色い弾丸」とも呼ばれてました。
今シーズン、満を持してWRCにSX-4で参戦。

が、これに無理が有ったのか、社内でも意見が分かれたのか、
参戦の裏では、ゴタゴタが繰り返されていました。
今期途中から「来年ヤバくね?」(笑)ってな話は良く出てました。
なので撤退の報を受けても、特に驚く事も無かったです。
報道自体も小さかったし、世間的にも・・・・。




しかし、スバル・・・・・いや富士重工のWRC撤退には正直驚きました。
スバルはWRC参戦で世界的な評価を上げたはずです。

≪この下の回想、記憶が曖昧です。細かいツッコミは無しで(笑)≫
遡ると・・・・・スバルレオーネ辺りでスポット的な参戦でしたかね?
この頃はさほど目立った活躍でも無かった気がします。
フル参戦を始めたのは、初代レガシーの頃でしたかね・・・・。
(もう既に遠い目で・・・)
無骨なセダンが水平対向エンジン+4WDで速さを見せだしたのもこの頃。
今や伝説のラリードライバー、アリ・バタネンが当時ドライバーでしたね。
富士重も力を入れ始め、テレビCMで良く流れてました。

初代レガシーがバカ売れしたのは、当時日本では少なかった
走れるワゴンを確立したからだけではないはず。
セダンだって良く見掛けました。
当時、山間部でしか見掛けなかった(笑)、スバルの4WDセダンが街に降りてきた訳だ。
少なからず、WRCの影響もあったと思う。

そして、WRCはレガシーからインプレッサにバトンタッチ。
レガシーよりもコンパクトかつパワフルな車が求められての登場でした。
そして、レガシーはよりジェントルに向かう。
インプレッサ登場当時は、並みいるライバルを蹴散らし何度も勝ちを重ねました。
イタリアの名門、ランチアに引導を引き渡したのはインプレッサだったっけ?(笑)
その頃からのスポンサーだったタバコブランドの「555」。
そのカラーが深い青に黄色のロゴ。
タバコ広告が禁止されて数年、未だにインプレッサのイメージカラーになっています。
それ程に、あの時代にインパクトが有ったと思います。

スバルと言えばWRC、WRCと言えばスバル。
2~30年程掛けて創ったこのイメージ・・・・・・・。
だからこそ、スバルを買うんだと言う人も多いでしょう。

それを一瞬にして崩壊させてしまった富士重工。



よもや、日本のGT選手権なんぞで走ってるインプレッサを観て、買うバカなぞ・・・・。








09年以降の車両レギュレーションがスバルにとって不利なのは分かる。
深刻な金融不況も少なからず影響しているのも分かる。


でもね、今期最終戦ラリーGBではSTIの社長さん「来期もやります!」って言ってたんだよね?
それが急転直下・・・・・・。



少なくとも、現場サイドでは直前までやる気だったんだしね。
聞いた話じゃ、記者会見当日に
記者「何か記者会見やるそうだけど?」広報『は?聞いてませんが』
てな事も有ったそうじゃないか。


結局は、富士重工の一方的な不採算部門のカット・・・・・・って事だよね?
「ホンダさんも、スズキさんも止めたし、ウチもどうだろう?」って事でしょ?
便乗値上げならぬ、便乗撤退だよね?


その撤退から、計り知れないダメージを被らない事を祈りますよ、富士重さん。





こうしてまた、世界に挑戦する日本のメーカーが姿を消しました。
果たして、不況が理由ならば好景気になれば帰ってくるのだろうか?











さてさて、上にもその名前が出ているホンダ。
色々書きたい事は有りますが、いつも以上の乱文となっておりまして・・・・(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだかんだで悔しいよ、オイラは。
[ 2008/12/18 08:23 ] 未分類 | TB(0) | CM(6)

立つ鳥、あとを濁して・・・(ホンダF1撤退) 

まぁ、スーパーアグリが撤退した時点で、ホンダのF1なんぞ終ってたようなもんだが。





これで、ようやくスーパーフライF1の命運は尽きたのだろうか?
それとも、その手腕を発揮し、ゴキブリ並の生命力で生き残るんだろうか?
尤も、HRF1にスポンサーを獲れなかったアホには道は無さそうだが(笑)

それにしてもホンダさん、もう少し綺麗な引き際は演出出来んかったかい?
「僕、や~めた!」的な引き方はホンダらしくないですな。
何度か書いてましたが、F1なんてやってる場合じゃない状況だったのは存じてました。
そこへ来て、サブプライムローン問題を発端とした経済不況。
まぁ、それらしい理由が出来たのは儲け物でしたな。

中本さんをHRC(二輪)に戻したのは撤退の布告だった訳だ。



(ブルーノ)セナ君は、結構期待しとったみたいだけど青天の霹靂だった事だろう。
元々、残留の可能性の低かった(無かった?)、バリは少しほくそ笑んでいるのか?
そして、残留だと高を括っていた馬豚君は、今何を思う。

尤も、馬豚と蠅野郎は一蓮托生(モ―ホー?)だろうから知ったこっちゃ無いが(笑)










ホンダ馬鹿から言わせてもらえば、
今さら撤退発表なんかしてもらわなくても、
こんなホンダの魂がこもって無いクソチームどうでも良い。
ホンダの名前だけ付けた、負け癖の染付いたこんなチーム、もっと早く処分すれば・・・。

なぁ、天国のオヤジさん、こんなので本当に良かったのかい?
どう思ってんだろうね、オヤジさんは?








・・・・・・・・・・・・・・・・情けない。
















もうそれしか言葉が出て来ませんな。










魂(志)の無い車造り、魂の無いレースなぞ
心に響かんのだ。
[ 2008/12/05 15:52 ] F1&琢磨 | TB(3) | CM(10)